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ドック見学

ドック見学

毎年、今治造船株式会社に協力していただき、ドック見学を行っています。
今年は、10月10日(火)と12日(木)の2回に分けて見学に行ってきたので、その一部を報告します。

最初に、今治造船で作られる船舶の種類や製造工程などのDVDを見たあと、安全ボックスと呼ばれる場所へ移動、ヘルメットの強度や高所作業の注意事項などここでの安全教育について担当の方に教えていただきました。
初めて造船所で働く人は必ず受講するものの一つになっているそうです。

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安全ボックスを出ると、溶接してつなげた大きな鉄板の溶接部分を塗装する作業をしていました。これは、先行塗装といい、広い範囲を塗装するときは、溶接部分が上手く塗装できないため、全体を塗装する前に溶接部分だけを塗装しなければいけないので手作業で行っているそうです。

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次の場所ではある程度、組み立てられた状態の船を見ることができました。これは建造開始から約11日後の状態であると担当者の方から伺いました。

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その後、設計された図面を自動でせん断するNCせん断の作業をしている様子を見学しました

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次に、建造中の約37,000tonのバルク船に乗り込み船内を見て回りました。
まずは、ステアリングルームに入り説明を聞きました。ここでは非常操舵のやり方であるソレノイドバルブを手動で開ける方法を紹介していただきました。

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その後機関室に行き発電機や主機を見ることができました。練習船くるしまの主機は小型船で使われる4サイクル機関なので、2サイクル機関の大きさと迫力に驚いている学生もいました。
いろいろな機器は塗装のためシートが覆われていたので、残念ながら細部まで見ることはできませんでした。

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しかし、通常はエンジン内部にあって、普段見ることのできないシリンダライナとピストン、ピストンロッドが予備品として積み込まれており、これらを見ることができたのはラッキーでした。
学生は教科書だけでしか見たことがないので、実物を見ることができ興奮したと思います。

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最後に、船橋に行きました。
船橋から眺めた様子です。かなりな高さと長さを感じることができます。

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下船するときデッキから下に向けて写真を撮りました。ここからでも高くて足が震えそうになります。

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今回のドック見学をとおして、船の構造や機関などを実際に見ることで、船に対する理解がより深まったと思います。
現在、建造中の船であれば約1ヶ月程で完成すると聞いて今さらながら、今治造船所の造船技術のすごさを感じました。
今年もドック見学を快く引き受けていただいた今治造船株式会社に感謝いたします。

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Author:namikata_hashi

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