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一日海上実習

一日海上実習

毎年この時期、海上実習の一環として、1日かけて練習船くるしまで大三島まで航海実習を行っています。長時間の航海を通して、航海計画の立案や当直作業を行い、技能を高めるとともに慣海性を養うためです。
Aクラスは10月10日(火)に、Bクラスは20日(金)に実施しました。
その一部を紹介します。

08:30
グラウンドで点呼を取り練習船くるしまが停泊している岸壁に移動します。

到着後、船橋、機関、甲板それぞれの配置に分かれて出港準備を行います。
小型船くるしま3も伴走のため、出港です。

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09:30
波方港を出港して4.5マイル離れた大下瀬戸を通過し、6マイル先の大三島の宮浦漁港に向かいます。
この日の天気は曇りで午後から晴れる予報になっていました。

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航海中は、学生が主体となって、当直に入り操船や見張りを行います。
当直についた学生は、教員に注意されたことや当直して気がついたことなどすぐにメモにとっていました。

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11:00
大三島(宮浦港の桟橋)に到着しました。

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着岸後点呼をとり、食事となります。
仲の良い友達同士で、練習船での実習内容などの話しをしながら弁当を食べていました。

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11:45
昼食の片付けが終わったら、大山祇(おおやまずみ)神社に向かいます。
大山祇神社は、山の神、海の神、戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めている神社です。また、境内には大山祇神社のクスノキ群があり、国の天然記念物にも指定されています。その他に源氏や平家をはじめ多くの武将が武具を奉納して武運長久を祈ったため、国宝や重要文化財の指定を受けた甲冑が多く展示されています。

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14:20
練習船くるしまが停泊している桟橋に集合し点呼をとります。
点呼後、全員で練習船くるしまに乗って記念写真を撮影しました。

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14:40
宮浦港を出港して10.5マイル先の波方港に向けて帰りの航海です。
帰りは、配置を換えて、船橋、機関、小型の学生は甲板班となり、甲板班は、船橋、機関、小型に振り分けられます。
出航後、甲板班はクロスベアリングの練習をしていました。
クロスベアリングとは、灯台や山頂の位置など2~3カ所のできるだけ近い物標を素早くコンパスで計測して、チャートに線を引き線が重なった場所が現在の船のポジションになるものです。
うまくやるポイントは、素早く灯台や山頂の位置を計測することで、遅くなると線が重ならなかったりして正しい場所が分からなくなります。
担当の先生から、物標の決める際のアドバイスやクロスベアリングをする上での注意点を指導してもらって、船の位置を海図に書きこむことができたようです。

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今回の一日海上実習で学んだ事を、今後の海上実習や座学などで活かしてほしいと思います。
また、他県出身の学生も多く、このような機会をとおして愛媛県の歴史や文化に触れた事も良い経験になったことでしょう。これから、大型練習船の実習でいろいろな港を訪れると思いますが、行った先々で見聞を広め、教養を高めてもらいたいと思います。

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Author:namikata_hashi

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